コラム記事

【2025年】釣り好きの私が浄水型ウォーターサーバー「エブリィフレシャス tall 」を選ぶ理由

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コラム記事

毎日の生活に欠かせない「水」。

我が家ではこれまで、2Lのペットボトルを月に約40本も消費していました。

費用面だけでなく、買い物の労力や保管場所の確保といった「労力」に悩まされていました。
同じように、購入や保管の手間を感じながらペットボトルの水を買う生活を送っている方も多いかと思います。

この状況を改善するため、ウォーターサーバーの導入を検討し始め、最終的に浄水型ウォーターサーバーの「エブリィフレシャス tall」を選びました。

水の確保には「ペットボトル」「宅配水サーバー」「浄水型サーバー(タンク補給)」「浄水型サーバー(水道直結)」など様々な選択肢があります。

結果的に我が家の場合は、

  • 費用的にもペットボトルを買うのとほぼ同額(コスト面ではいままで変わりなし)
  • 購入しにいく労力や保管などの労力が無くなった
  • 冷たい水がいつでも飲め、ホットコーヒーがすぐに入れられる
  • 子どもたちが自分で水を注いで飲める(冷蔵庫を開けてペットボトルを取り出す/ペットボトルのキャップを自分で開けて自分で注ぐことができない)

というように生活が変化し大満足です。

・ペットボトルの水を買うのが大変な方
・飲用水の値段を安く抑えたい方
・淡水の魚を飼っている方
・赤ちゃんがいて粉ミルクを利用している家庭の方

このような方にも、今回の記事は参考にしていただける点が多いかと思います。

今回は、数ある選択肢の中から我が家が、タンク補給型の浄水型サーバー【エブリィフレシャスtall】をなぜ選んだのか、その比較検討の経緯と決め手についてご紹介します。

  1. ウォーターサーバーを探し始めた理由は、ペットボトル購入の大変さ
  2. 蛇口から出てくる水道水をそのまま飲むのはダメなのか?
    1. 日本の水道水は基本的にはそのまま飲んでOK
  3. 最近よく聞くPFAS、PFOS、PFOAとは?
    1. PFAS(ピーファス)
    2. PFOS (ピーフォス)
    3. PFOA (ピーフォア):
    4. PFAS(PFOS・PFOAなど)で懸念される健康被害を内閣府の資料をもとに考える
      1. 免疫機能への影響
      2. 内分泌系・脂質代謝への影響
      3. 発がん性との関連
      4. 胎児・子どもの発育への影響
    5. 懸念材料に関する留意点
  4. 水の確保「ペットボトルを買う」以外で、どのような選択肢があるのか?
    1. 蛇口から出てくる水道水を飲む
    2. 飲料用の水ペットボトル購入をする
    3. 蛇口取り付け型浄水器を利用して水道水を飲む
    4. 水道管の大元部分にセントラル浄水器をつける(家で使用するすべての水が浄水になる)
    5. 宅配水サーバーを利用する(いわゆるウォーターサーバー)
    6. 浄水型サーバー(タンク補給型のウォーターサーバー)
    7. 浄水型サーバー(水道直結型のウォーターサーバー)
  5. 我が家が飲用水を確保するための検討ポイントは「労力」と「費用」
    1. 宅配水タイプを選ばなかった理由
    2. セントラル浄水器を選ばなかった理由
    3. 水道直結型タイプのウォーターサーバーを選ばなかった理由
    4. 我が家の最適解: タンク補給型の浄水サーバー
    5. エブリィフレシャスtallを選んだ決めては「除去可能な有害物質数とその除去率」
  6. 浄水型ウォーターサーバーの隠れたメリット
    1. 淡水魚を飼育している方、魚釣り後の泥抜きに便利!決め手は「塩素除去」と「常温水」
    2. 粉ミルクを使う赤ちゃんがいる家庭も「サーバー」はすごく助かる
  7. まとめ

ウォーターサーバーを探し始めた理由は、ペットボトル購入の大変さ

もともと我が家では、2Lのペットボトルを月に約40本、費用にして、おおよそ3,300円強を消費していました。

スーパー・酒屋さんなどもお値打ちな水を探し歩き、見てみました。
その結果、某薬局で一番安い2Lペットボトル6本入りで1箱:494円(税込み)のものを買っていました。

費用だけを見れば、ウォーターサーバー導入で「少し安くなるかな」という程度かもしれません。しかし、一番大変だと感じていたのが、水を購入し、家で管理する「労力」です。

  • 重いペットボトルをスーパーから運ぶ労力
  • 車から家の中への積み下ろし作業
  • 届いた大きな段ボールの開梱とゴミの処理
  • 大量のペットボトルを保管するスペース確保

これらの手間が、日々の生活の中で大きな負担となっていたのです。

蛇口から出てくる水道水をそのまま飲むのはダメなのか?

日本の水道水は基本的にはそのまま飲んでOK

まず大前提として、そもそも日本の水道水は世界的に見てもトップレベルの安全性を誇り、そのまま飲んでも健康に害はないとされています。

なので、そのまま飲んでOKだと思います。

これは、水道法に基づき51項目の厳しい水質基準が設けられ、厳格に管理されているためです。
より詳細は以下の資料リンクから元情報をご確認ください。

-環境省HPリンク-
水質基準項目と基準値

しかし、以下のような懸念もあるようです。

①消毒のために含まれる塩素により、独特の臭い(カルキ臭)を「美味しくない」と感じる人がいること。

②浄水場を出た安全な水も、古い建物やマンションの給水管(特に鉛製・鉄製)のサビや水垢、または貯水槽(受水槽)の清掃や管理不足によって、衛生面や水質に影響が出るリスクも懸念されること。

③微量な有害物質が基準値以下になっていれば人体に悪影響はないとされていますが、現段階でのその基準値の設定は本当に大丈夫なのか?という不安感があること。



③に関しては、定期的に項目は見直されており、基準値なども変化があるようです。
令和8年4月1日からは下記のように変更があるそうです。



令和7年6月30日に「水質基準に関する省令」が改正され、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)が水質管理目標設定項目から水質基準項目に引き上げられました(基準値は0.00005mg/L以下)。令和8年4月1日より施行されます。

https://www.env.go.jp/water/water_supply/kijun/kijunchi.html
環境省HP:水質基準項目と基準値(51項目) より引用

最近よく聞くPFAS、PFOS、PFOAとは?

PFAS(ピーファス)

Per- and Polyfluoroalkyl Substances (ペルフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキル化合物)。
PFAS (ピーファス)とは、有機フッ素化合物の総称

環境省のHPにもこれらのものを説明する文章記載があったため引用させていただきます。

有機フッ素化合物(PFAS)とは、
 有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。
 PFASの中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきました。これらの物質は、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、国内で規制やリスク管理に関する取り組みが進められています。 

https://www.env.go.jp/water/pfas.html
環境省HP:有機フッ素化合物(PFAS)について より引用

ここ最近は、よくウォーターサーバーのCMなどでも、よく出てきます。
注目されている要因は「健康被害への懸念」と「残留性の高さ」のようです。

後述いたしましたが、
健康被害への懸念としては、免疫や内分泌・脂質代謝・発がん性がある可能性を指摘されています。

似た言葉で、先程出てきたPFOS (ピーフォス)とPFOA (ピーフォア)というものもあります。
これらはPFASの中における、一部の特定の物質を指してるようです。

PFOS (ピーフォス)

PFOSは、Perfluorooctane Sulfonic acid (ペルフルオロオクタンスルホン酸)。
PFASという大きな括りの中の、ペルフルオロオクタンスルホン酸というものを指しています。

PFOA (ピーフォア):

PFOAは、Perfluorooctanoic acid (ペルフルオロオクタン酸)。
PFASという大きな括りの中の、ペルフルオロオクタン酸というものを指しています。

PFAS(PFOS・PFOAなど)で懸念される健康被害を内閣府の資料をもとに考える

PFASの中でも特にPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)に関して、海外の多くの研究で以下のような健康リスクへの関連性が報告されているようです。

この章では、内閣府 食品安全委員会が出している資料を参考に内容をまとめています。
より詳細を知りたい方は資料のリンクから元情報をご確認ください。

内閣府 食品安全委員会 資料(PDF)
有機フッ素化合物(PFAS)の食品健康影響評価について(2024年6月25日)

免疫機能への影響

抗体反応の低下(免疫抑制)
 ワクチンの効果など、体内の免疫応答が弱まる可能性が指摘されており、感染症にかかりやすくなるリスクが懸念されます。

アレルギー関連
 アレルギー性疾患との関連性も一部で報告されています。

【内閣府 食品安全委員会の見解】
免疫への影響のまとめとして、PFOS、PFOA及びPFHxSについて、
・アレルギー疾患:研究結果に一貫性がないことから証拠は不十分である
・抗体応答の低下:可能性は否定できないものの、これまで報告された知見の証拠の質や十分さに課題がある
・易感染性:国内及び海外情報からの知見に一貫性がないことから証拠は不十分である

内分泌系・脂質代謝への影響

血中コレステロール値の上昇(脂質異常症)
 最も報告が多い健康影響の一つです。

【内閣府 食品安全委員会の見解】
脂質代謝への影響評価のまとめとして、
PFOS、PFOA、PFHxSは、脂質代謝に影響を及ぼす可能性は否定できないものの、証拠は不十分

甲状腺疾患
 甲状腺ホルモンの働きを乱す可能性が指摘されています。

【内閣府 食品安全委員会の見解】
脂質代謝への影響評価のまとめとして、
知見が少なく、結果に一貫性がないため、影響があるとまでは言えない

肝機能の変化
 肝臓の酵素レベルに影響を与えることが、動物実験などで指摘されています。

【内閣府 食品安全委員会の見解】
甲状腺機能と甲状腺ホルモン濃度への影響の評価のまとめとして
PFOS、PFOA及びPFHxSは、肝臓に影響を及ぼす可能性は否定できないものの、証拠は不十分

発がん性との関連

・腎臓がん、精巣がん:
 一部の疫学研究において、PFOAの曝露との関連が報告されています。

【国際がん研究機関(IARC)による分類(2023年12月)】
・PFOAは「グループ1」(ヒトに対して発がん性がある)に分類
・PFOSは「グループ2B」(ヒトに対して発がん性がある可能性がある)に分類

 PFOS・PFOAについては、WHOの国際がん研究機関(IARC)において、発がん性分類が公表されています。食品安全委員会では、IARCが参照した文献も含めて検討した結果、「発がん性に関する知見から指標値を算出するには情報が不十分である」と評価されました。
 具体的には、疫学研究では、PFOAとがんとの関連については結果に一貫性がなく、PFOSについては証拠は不十分でした。
 また、動物試験では一部の臓器に腫瘍の形成が観察されたものの、ラットなどに特有のメカニズムによる可能性があるなどの理由から、ヒトに当てはめられるかどうかは判断できませんでした。

https://www.env.go.jp/water/pfas/faq009.html
環境省HP:よくある質問 Q9 PFOS等は発がん性物質なのか  より引用
【内閣府 食品安全委員会の見解】

発がん性に関して、
・PFOS及びPFOAにおいて動物試験でみられた肝臓や膵臓での腫瘍形成などの事象は、げっ歯類特有のメカニズムによる可能性がある又は機序の詳細は不明であることから、ヒトに当てはめられるかどうかは判断できない。
<疫学研究から>
・PFOAと腎臓がん、精巣がん、乳がんとの関連については、結果に一貫性がなく、証拠は限定的
・ PFOSと肝臓がん、乳がん、PFHxSと腎臓がん、乳がんとの関連については、証拠は不十分
➡ 発がん性に関する知見から指標値を算出するには情報が不十分であると判断

胎児・子どもの発育への影響

低出生体重
 妊娠中のPFOS・PFOAの曝露と、新生児の出生時体重の減少との関連が指摘されています。

発育の遅延
 動物実験では仔動物の体重減少や発育抑制が指摘されています。

【食品安全委員会の見解】
生殖・発生への影響の評価のまとめとして
母体血を介した胎児期のPFOS及びPFOAばく露と出生時体重低下との関連は否定できないものの、知見は限られており、出生後の成長に及ぼす影響についてはまだ不明である

懸念材料に関する留意点

環境省からはHPにて、これらの数値目標が、今後研究が進む中で見直されていく可能性について下記のような記載もあります。

 現時点で得ることのできた科学的知見から、生殖・発生毒性(胎児への影響)の情報をもとに、食品安全委員会においてPFOS・PFOAの「耐容一日摂取量(Tolerable Daily Intake:TDI)」(この値未満であれば、ヒトが一生涯にわたって毎日摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される量)を算出したところ、それぞれ 20 ng/kg 体重/日とされました。
 なお、PFHxSは、評価のための知見が不十分なため、現時点では指標値の算出は困難と判断されました。
 複数のPFASによる複合ばく露の影響については知見がほとんど得られていないことから、現時点では個別の分子種ごとに指標値を設定することが適切と判断されました。
 今後、科学的知見が集積された場合には、TDIが見直される可能性があります。

1 PFOSについては、ラットのこどもの体重増加抑制を、PFOAについては、マウスの胎児の足の骨の形成への影響等を、それぞれ指標値算出の根拠となる毒性として採用した上で、実験動物とヒトの間の差、ヒトの個人差等を考慮した不確実係数を乗じています。

https://www.env.go.jp/water/pfas/faq008.html:環境省HP<よくある質問Q8>より引用


懸念される影響について、どの程度の量を、どのくらいの期間体内に取り込むと、個人に 影響が出るのかという確定的な知見はまだ得られていないようです。

現段階での多くの報告は、疫学研究や動物実験の結果であり、因果関係や定量的な影響は現在も国際的に検討が進められているようです。

規制強化の背景
 日本を含めた各国でPFOSやPFOAの製造・使用が禁止または厳しく規制されているのは、こうした「健康被害の可能性」と「環境中での残留性の高さ」というリスクを重視した予防的な措置として行われているようです。

水の確保「ペットボトルを買う」以外で、どのような選択肢があるのか?

ここからは、飲用水の確保において「ペットボトルを買う」以外でどのような選択肢があるか、1つずつ見てこうと思います。

蛇口から出てくる水道水を飲む

一番料金が安い。
地域の水道管の劣化や、アパートやマンションの貯蓄タンクの劣化などがあると必ずしも安全とは言えない場合も可能性としてはある。

飲料用の水ペットボトル購入をする

これまでの我が家のパターン。
買いに行ったり、重い水を運んだり、水を保管する場所にの確保、使うときに冷蔵庫に入れるなどの労力がかかる。

買う水の量にもよるが、費用的には比較的お値打ちです。

蛇口取り付け型浄水器を利用して水道水を飲む

蛇口に取り付ける浄水器は、昔薬局で買った簡単なものを使用していましたが、私の場合はカルキ臭の低減もあまり効果を感じませんでした。浄水効果も高くないものが多いため、我が家では除外して検討しました。

水道管の大元部分にセントラル浄水器をつける(家で使用するすべての水が浄水になる)

水道管の大元部分にセントラル浄水器と呼ばれるもとを工事で取り付けるというもの。
その結果、住宅に引き込む水道水すべてを浄水に変える。

比較的、浄水機能自体も高いものが多い印象であるが、導入費用だったり維持費のコストは他と比較して高め。
サーバーは付属しないため、冷たい水を飲みたい場合は自身で容器に入れて冷蔵庫で保管する必要があります。

飲用水以外にも、お風呂や洗濯の水なども浄水となります。
そのため、体質によって水でアレルギーが出てしまう方などはこちらが第一選択肢になる方もいるかもしれません。

宅配水サーバーを利用する(いわゆるウォーターサーバー)


「サーバーのレンタル料(無料のものもある)」+「水の購入費用」がかかる。
注文する水の種類にもよるが、いわゆる「天然水」と呼ばれる水の取扱も多い。
ボトル単位での水購入となり(一ヶ月◯◯Lのボトル✕◯◯本 というような形)、水を沢山利用する家庭では、他と比較して費用は高額になってくる。
冷たい水、お湯がサーバーで手軽に使用できるため便利。
水の保管場所は必要になるが、考え方によっては備蓄水としての役割も果たせる。

浄水型サーバー(タンク補給型のウォーターサーバー)

今回我が家が選んだ種類。
かかる費用は、「サーバーの月額レンタル費用」が主。
水を沢山使用する家庭では、「ペットボトル購入」の場合より安くなることも。
我が家はペットボトルで80L/月の利用をしていましたが、かかる費用はほとんど変化無しでした。
タンクに水を自身で組み入れる必要があったり、定期的に貯水タンクを掃除する必要があったりします。
こちらもサーバー型なので、冷たい水、お湯がサーバーで手軽に使用できるため便利。
私自身は、労力と費用のバランスが一番良いのは浄水型サーバー(タンク補給型)だと感じました。

浄水型サーバー(水道直結型のウォーターサーバー)

こちらは、水道管を分岐させる工事を行い、水道管直結で浄水型ウォーターサーバーを利用するというものです。
こちらもサーバー型なので、冷たい水、お湯がサーバーで手軽に使用できるため便利。

水道管直結のため、お部屋の模様替えなどをする際に動かせない問題は発生します。
設置場所によっては、配管が見栄えや、動線を邪魔したりする場合もあるため、設置場所は事前にしっかり決めておく必要があります。
タンク式のものと比較すると、導入の工事費用や月額費用も高いものが多いというところはデメリットでもあります。

しかし、メリットも多いです。
こちらは、メンテナンスや掃除は先程のタンク式のものよりも労力少なく、また水の補給も必要ないため「労力」という面では一番楽で良いと思います。

我が家が飲用水を確保するための検討ポイントは「労力」と「費用」

我が家がペットボトルの水を買っていた理由は「水道水の水質不安」があったからです。

その点をおさえたうえで、我が家が水問題を考えた際の譲れないポイントは2点。

「労力を極力減らす」こと(買いに行く手間、重い水を運ぶ手間、保管場所問題)。
また、その中で「可能な限りコストを抑える」という点を考えました。

ここからは、我が家で実際に検討した内容を1つずつ一緒にみていきたいと思います。

宅配水タイプを選ばなかった理由

ウォーターサーバーと言えば、まず思い浮かぶのが「宅配水タイプ」です。

しかし、我が家の水消費量(月約80L)で試算すると、月額費用がかなり高くなってしまうことが分かりました。

ブランド名導入コストサーバーレンタル料金(月)80Lの水料金【合計/月】
サーバー料

水料金(80L)
その他
かかる費用
リンク
ワンウェイ
ウォーター
無料

1100円
0円9,450円(12L×7本)9,450円配送料
基本無料
天然水ウォーターサーバーならワンウェイウォーター
アルピナ
ウォーター
無料~770円9,296円(12L×7本)10,066円配送料無料・事務手数料ありケースありhttps://www.alpina-water.co.jp/
クリクラ無料レンタル代
0円〜(水本数が少ないと費用負担あり)

安心サポート
460円
11,130円(12L×7本+500ml単位端数)11,590円配送無料https://www.crecla.jp/lineup/server/
アクアクララ無料1,100円〜
(安心サポート込)
11,340円(12L×7本)12,440円ボトルリサイクル料等水の宅配アクアクララ
プレミアム
ウォーター
3,300円他0円~550円
(機種による)
13,774円(12L×7本)
※セットの2本+5本追加
13,774円配送料有料地域ありプレミアムウォーター
フレシャス無料~0円~550円
(機種や水利用量による)
14,643円(9.3L×9本)14,643円配送料・発注数により発生富士の天然水ウォーターサーバー【フレシャス】
※2025年10月30時点での情報です
※各種キャンペーン、タイミング、機種によっても料金などは異なります
※利用開始前には必ずご自身でHPなど最新の情報をご確認ください

宅配水でよく見かけるのは天然水の表記。

天然水というのは特定の水源から採取された水に、濾過沈殿加熱殺菌などを行った自然のミネラルなどを多く含んだ水

一方、浄水というのは水道水などを原料とし、不純物や残留塩素を取り除くために浄化処理を行った水

より、ミネラルなどを含んだ「天然水を飲みたい」という方にとっては、こちらも良い選択肢となるかと思います。

もちろん、配達ではなく自身でスーパーなどに水ボトルを取りに行くスタイルであれば、わずかにコストを抑えることもできるかと思います。

しかし、それでは「自身で運ぶ」というペットボトル時代と変わらない労力が発生します。
また、水ボトルの保管場所も依然として必要になるため、根本的な悩みの解決には至らないと判断しました。

月に1万円前後は我が家のお財布にはダメージが大きい。

セントラル浄水器を選ばなかった理由

水自体を購入する宅配水型を諦め、次に検討したのがセントラル浄水器。
セントラル浄水器は、水道の大元部に取り付けることで、家で使う水自体が全て浄水となる優れもの。

検索して驚きました。
購入、取り付け工事などで数30〜50万円。

リースにて、3,036円/月というところもありましたが、導入コストはおおよそ18万円かかるようです。

コストはかかりますが、お風呂や普段の手洗いなどから浄水を使いたいという方はこちらのタイプ一択になるのかなと思いました。

思っていたよりもコストが高かったこと。
我が家は、冷たい水、熱いお湯がすぐに出せる利便性も欲しかったので、サーバー型ではないこちらのタイプは選びませんでした。

水道直結型タイプのウォーターサーバーを選ばなかった理由

水自体を購入する宅配水型を諦め、セントラル浄水器を検討し、次に考えたのが浄水型サーバー。
その中でも「水道管直結タイプ」です。

なんとなく補給水型の「水補給の手間」は少し面倒くさい気がして、直結型を調べることに。
こちらは水をタンクに補給する手間すらないため魅力的でしたが、いくつかの懸念点がありました。

  • 導入時に工事が必要になる場合があり、初期コストがかかる
  • タンク補給型と比較して、月額費用が少し高くなる傾向がある
  • サーバーの設置場所が、水道管の近くに基本的に固定されてしまう

定期の掃除労力が他と比べて少ないこと、この後出てくる「タンク補給型」のデメリットでもある給水労力が完全に無いというところは大変魅力的でありました。

会社
ブランド
URL導入費用
(初期工事費)
月額費用(税込)解約料金
楽水ウォーター
<Purest>
楽水ウォーターサーバー
9,900円~
13,200円
3,630円初回契約期間は3年間。
4年目以降は、毎月の自動契約更新

3年未満の解約については、
残り契約月数×レンタル料の40%の解約金が発生
ウォータースタンド
<アイコン>
https://waterstand.jp/products/無料4,400円工事費無料キャンペーン有。
契約期間縛りなし。
アクアスタイル
<Rico>
https://aqua-style.jp/無料3,630円レンタルの場合、60ヶ月未満の解約については、残り契約月数×レンタル料の40%の解約金が発生
キララウォーター
<NUOVO>
https://www.kirala.jp/fresh/product/無料5,808円3年の契約期間内の解約には解約料(16,500円)が発生。
※2025年10月30時点での情報です
※各種キャンペーン、タイミング、機種によっても料金などは異なります
※利用開始前には必ずご自身でHPなど最新の情報をご確認ください



しかし、全体的なコスト面(月額コストや、解約料)、キッチンのレイアウトや将来的な移動の可能性を考慮し、今回は導入を見送ることにしました。

我が家の最適解: タンク補給型の浄水サーバー

ペットボトルの「労力・保管場所」の問題を解決しつつ、宅配水・セントラル浄水器の「コスト」や水道直結型サーバーの「設置場所移動」の問題もクリアできる。

それが、水道水をタンクに補給するタイプの浄水型ウォーターサーバーでした。

導入コストがかからない物が多く、月の支払いも3000円前後と安い。
もともとのペットボトル購入費用が月に3300円ほどかかっていた事を考えると、なんとペットボトルよりも安い

水道水を注ぐだけで、いつでも美味しい冷水や温水が使える手軽さが魅力です。
これなら、重い水を運ぶ必要も、ボトルを保管する必要もありません。

商品名URL月額費用/
導入コスト
冷水・温水掃除
メンテナンス
有害物質
(除去数/特徴)
タンク容量チャイルド
ロック
解約その他
便利機能
エブリィフレシャス
<tall>
【every frecious(エブリィフレシャス)】月3,300円
/
0円
常温水
冷水
温水
再加熱
タンク丸洗い可
自動クリーニング
除去物質46種
高性能フィルタ
PFAS除去率99.9%
UV殺菌
冷水タンク:1.5L

温水タンク:1.5L

貯水タンク:5.7L

合計:8.7L
全面ロック◯

温水ロック◯
3年未満:4万円
3年以上:0円
※契約した時期により
異なるよう
省エネ
ECOモード

冷水タンクのUV殺菌
エブリプレシャス
<lite>
【every frecious(エブリィフレシャス)】月2,750円
/
0円
冷水
温水
タンク丸洗い可除去物質32種類
PFAS除去率99.7%
高性能フィルタ
冷水タンク:1.5L

温水タンク:1.5L

貯水タンク:6.5L

合計:9.5L
全面ロック✕

温水ロック◯
3年未満:4万円
3年以上:0円
※契約した時期により
異なるよう
省エネ
ECOモード
プレミアムウォーター <Locca Slim-RⅡ>Locca月2,780円
/
初回登録事務手数料:3,300円
冷水
温水
再加熱
簡易清掃
タンク丸洗い可
除去物質29種類
PFAS除去率明記なし
高性能フィルタ
冷水タンク:2.0L

温水タンク:1.8L

貯水タンク:4.0L

合計:7.8L
全面ロック○

温水ロック◯
1年未満:5万円
1〜2年:4万円
2〜3年:3万円
3〜4年:2万円
4〜5年:1万円
5年以上:0円
※不課税
セルフ
クリーニング

ECOモード
シャインウォーター
<Shine Water>
https://shinewater.jp/product/月3,300円
/
0円
冷水
温水
高温水
設定◯
フィルタ
交換簡単
タンク丸洗い可
除去物質17種類以上
PFAS除去率80%
高性能フィルタ
冷水タンク:2.0L

温水タンク:1.9L

貯水タンク:5.2L

合計:9.1L
全面ロック✕

温水ロック◯
2年未満の場合:
14,300円
タッチ操作

冷水タンクのUV殺菌
クリクラ
<feel free Fit>
https://www.feelfree-ws.jp/server/fit/月3,140円
安心サポート
パック含む
/
0円
冷水
温水
年1回
メンテナンス
タンク丸洗い可
除去物質17種類以上
PFAS除去率89.6%以上
高性能フィルタ
冷水タンク:2.3L

温水タンク:2.0L

貯水タンク:6.0L

合計:10.3L
温水ロック◯

(冷水ロックも◯の仕様もある)
・1年未満 35,000円
・1年以上2年未満 :
20,000円
・2年以上3年未満:
15,000円
・3年以上4年未満:
10,000円
・4年以上5年未満:
5,000円
※不課税
しずくりあ
<Skitto>
https://shizuclear.jp/server/skitto月2,640円
/
0円
冷水
温水
再加熱
フィルタ
長寿命
タンク丸洗い可
除去物質16種類
PFAS除去率明記なし
活性炭+5重フィルタ
高性能フィルタ
冷水タンク:2.6L

温水タンク:1.8L

貯水タンク:6.5L

合計:10.9L
全面ロック✕

温水ロック◯
3年未満 33,000円
3年以上4年未満 22,000円
4年以上5年未満 11,000円
スリム設計
※2025年10月30時点での情報です
※各種キャンペーン、タイミング、機種によっても料金などは異なります
※利用開始前には必ずご自身でHPなど最新の情報をご確認ください

エブリィフレシャスtallを選んだ決めては「除去可能な有害物質数とその除去率」

タンク補給型の浄水サーバーの中から、どの機種を選ぶか。
我が家では、以下の3点を特に重視して比較検討しました。

月額・導入コスト: 毎月の支払いが明確で、初期費用が抑えられること。

労力(水補給の手間、掃除、メンテナンス)が少ないこと: フィルター交換が簡単か、サーバー内部の衛生は保たれるか。

解約しやすさ: 契約期間の縛りが短く、解約金が安いく明確であること。

上記3つのポイント(コスト、メンテナンス性、解約のしやすさ)を満たす機種を比較していく中で、エブリィフレシャスtallLocca Slim-RⅡしずくりあ Skittoが最終候補となりました。

掃除の簡便さを考えたときに、しずくりあ Skittoはややタンク構造が複雑との口コミ情報もありました。

最終的に家族会議の末、我が家は有害物質数や除去率はやはり気にしたいということで
エブリィフレシャスtall」を使うことに決めました。

コストとしては最安ではありませんが、フィルター性能における有害物質除去率を明記しており、最終候補の中で除去物質数や除去率が一番良かったため、こちらを契約することにしました。

浄水型ウォーターサーバーの隠れたメリット

淡水魚を飼育している方、魚釣り後の泥抜きに便利!決め手は「塩素除去」と「常温水」

エブリフレシャスに決めましたが、後から感じたメリットが他にもありましたので紹介します。

私は、趣味でうなぎなどの淡水魚を釣ってくることがあるのですが、その際に魚を活かして泥抜きをする必要があります。

水道水の中に含まれる塩素が魚を弱らせてしまうと言われています。
家でメダカなどの淡水魚を飼っている方も同じだと思いますが、基本的にはカルキ抜き(塩素除去)をした水を使用しますよね。

水道水を汲んで半日〜1日ほど放置をしてカルキ抜きをするのですが、地味に時間がかかります。
急な水交換が必要になったときなどに困りますよね。

うなぎの泥抜きの際にも、釣ってきて弱っているうなぎは活かそうと思っても、水道水ダイレクトだと死んでしまう率が高くなります。

一番良いと言われているのは、釣り場の水を持ち帰り、泥抜きをすることなのですが「釣り場の川の水、汚なくてやだなー」と思ったことがあるのは私だけではないかと思います。

そんなときに、塩素成分をある程度除去してくれている「浄水」であれば、そのまま使用できます。

一番塩素除去能力が高いとされているのは「RO(逆浸透膜)」のフィルターとされています。
ROのフィルターを使用しているプランは会社により、いくつかありました。
私が調べた中では、平均的に月額利用料が1000円以上高くなっておりました。

次に塩素除去能力が高いとされているのは「活性炭」のフィルターのようです。



エブリフレシャスの新フィルターは、「不織布」「活性炭(PFAS除去プラス)」「アンチウィルスフィルター」「活性炭」「アンチスケールフィルター」の5層構造

エブリフレシャス公式サイトの動画より

フィルター種類主な役割
活性炭フィルター塩素・カルキ臭・有機物の吸着除去
中空糸膜フィルター微細なゴミ・細菌の除去
イオン交換樹脂水の硬度(カルシウム・マグネシウム)調整
RO(逆浸透膜)ほぼ純水レベルにろ過(塩素も完全除去)

詳細な効果は素人の私にはわかりませんが、活性炭を2層使用しているのも、なんとなく塩素除去力がありそうな気がします。

そして、最終的な決め手となったのは、エブリィフレシャス(特にtallモデル)に搭載されている「常温水」機能です。

これまでは水道水のカルキ抜きに時間と手間がかかっていましたが、エブリィフレシャスがあれば、浄水された常温水がすぐに使えます。


これは、釣りをする私にとって非常に便利な機能だと感じました。
購入した水を使うと家族からの視線が辛いですからね。

粉ミルクを使う赤ちゃんがいる家庭も「サーバー」はすごく助かる

我が家は子どもたちはミルクの時期を終えておりますが、
当時は「水道水を鍋で10分間沸騰させて水筒に移しておいたお湯」を使って粉ミルクを溶いて使っていました。

それも朝と晩の1日2回お湯を沸かしておりました。
お湯で溶いたミルクを、はじめの頃は哺乳瓶ごと水につけて冷やしていましたが「時間がかかる!」。

そのため、ミルク期の終盤は「ミルクをといたお湯+赤ちゃん用の純水」といった感じの水割りで温度調整をしていました。

わざわざ、お湯を沸かしていたのは主として「塩素を除去したい」と考えたから。

そうです。
浄水型ウォーターサーバーなら塩素をおおよそ除去したお湯が、すぐダイレクトに使用できます。
しかも、温度調節もとてつもなく簡単。

もしあの頃に戻れるのなら、当時の自分に「浄水型ウォーターサーバー」の存在を教えてあげたいところです。

まとめ

我が家が「エブリィフレシャス tall」を選んだ理由は、以下の条件を満たしてくれたからです。

  • ペットボトル購入の労力と保管場所の悩みを解消できる
  • 宅配水タイプほどの月額コストはかからない(もとのペットボトルを買う生活よりも安い)
  • 水道直結型のような工事や設置場所の制限がない
  • 重視した「コスト」「メンテナンス性」「解約しやすさ」のバランスが良い
  • 日々の掃除労力や給水労力が少ない(掃除の簡便さ、給水タンクの容量が大きい)
  • PFASなどの害が懸念される物質の除去率が他社製品よりも高い。
  • 趣味(釣り)にも役立つ活性炭2層構造での「塩素除去」と「常温水機能」がある
  • 粉ミルクを使っている赤ちゃんがいる家庭にもとてもおすすめ

気になる方は、ぜひ一度、「浄水型のウォーターサーバー」を検討してみてくださいね。

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